Object
冷泉政為筆和歌懐紙
冷泉政為

- 人物
-
作者冷泉政為
- 年代
-
制作年 AD16
- タイトル
- レイゼイマサタメヒツワカカイシ
- コレクション
- センチュリー赤尾コレクション
- 所管
- 斯道文庫 キャンパス 三田
冷泉政為〈れいぜいまさため・1445-1523〉は、室町時代の公卿で歌人。父は下冷泉家の祖・持為〈もちため・1401-54〉。10歳のとき父と死別したため、姉である春芳院(足利義政女房)に育てられた。初名は成為、のち、義政の一字を受けて政為と改名した。永正10年〈1513〉出家、法名を暁覚と号した。歌道家の人として生涯を通じて歌道に精進し、当時の歌檀における指導的役割を果たした。家集の『碧玉集』は、後柏原天皇の『柏玉集』、三条西実隆の『雪玉集』と共に三玉集と並び称された。この和歌懐紙は、大永元年〈1521〉9月9日開催の、重陽御会で書かれたものである。政為は当時、出家後の77歳で、没する2年前の最晩年の執筆ながら、しっかりした運筆で、瑞々しささえ感じられる。この詠歌は『碧玉集』に所収される。「「籬の菊新たに綻ぶ」ということを詠める和歌/沙弥暁覚/花の紐今日解き初めつ三千年の桃の名に負ふ菊の籬に」
詠籬菊新綻和歌沙弥暁覚はなのひもけふときそめつ三千とせの桃の名におふきくのまがきに
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オブジェクトの詳細
識別情報
- タイトル(英題)
- Waka Kaishi by Reizei Masatame
物理的特性
- 重量と数量
-
員数 1幅
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