Object
一条冬良筆詩懐紙
一条冬良

- 人物
-
作者一条冬良
- 年代
-
制作年 AD15
- タイトル
- イチジョウフユヨシヒツシカイシ
- コレクション
- センチュリー赤尾コレクション
- 所管
- 斯道文庫 キャンパス 三田
一条冬良〈いちじょうふゆよし・1464-1514〉は、室町時代の公卿。兼良〈かねよし・1402-1481〉の二男。長享2年〈1488〉関白になり、延徳4年〈1492〉29歳で従一位に進む。明応2年〈1493〉には太政大臣となった。父兼良は室町時代の貴族中、第一の学者であったが、この冬良もその学問を受け継いでいる。また、かれは父と同じく、後円融天皇〈ごえんゆうてんのう・1358-93〉を祖とする勅筆流の書き手とされる。この詩懐紙は、「花迎文翰賓」(花、文翰の賓を迎う)と題して、七言絶句の詩を楷書で書く。題中の「賓」の韻を踏んでいる(「新」「賓」「人」)。冬良には、自筆短冊などいくつかの遺墨が伝存する。総じて能筆とはいいがたいが、温厚で素朴な筆致が、かれの個性である。「「花、文翰(ぶんかん)の賓(ひん)を迎う」ということを賦す詩題中に韻を取る/従一位冬良/染翰、飛文、日に又新たなり。花、時に迎送す、満堂の賓。蘭亭の禊事、今に再び難し。最愛の芳辰、人を負かさず」
賦花迎文翰賓 詩題中取韻従一位冬良染翰飛文日又新花時迎送満堂賓蘭亭禊事今難再最愛芳辰不負人
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OPEN DATADESIGN
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オブジェクトの詳細
識別情報
- タイトル(英題)
- Chinese Poem Kaishi by Ichijo Fuyuyoshi
物理的特性
- 重量と数量
-
員数 1幅
来歴
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