Object
三条実美筆和歌懐紙
三条実美

- 人物
-
作者三条実美
- 年代
-
制作年 AD19
- タイトル
- サンジョウサネトミヒツワカカイシ
- コレクション
- センチュリー赤尾コレクション
- 所管
- 斯道文庫 キャンパス 三田
三条実美〈さんじょうさねとみ・1837-91〉は、幕末・明治時代前期の政治家。梨堂と号した。内大臣三条実万〈さねつむ・1802-59〉の第四子。家臣で尊攘志士の富田織部や、国学者の谷森種松、漢学者で志士の池内大学らに学んだ。安政元年〈1854〉兄の公睦〈きんむつ・1828-54〉が没したため三条家を継ぐ。同3年右近衛権少将となる。父実万の辞官落飾の後の、尊攘派公家の中心的存在となった。文久3年〈1863〉公武の分裂が起き、実美は官位を止められ、長州に下向した(七卿落ち)。慶応3年〈1867〉王政復古とともに復官し、上京した。明治新政府の議定となり、副総裁や輔相、明治2年〈1869〉には太政大臣に任ぜられた。和歌を能くし、家集『梨のかた枝』がある。これは、実美が右近衛権少将であった、安政3年〈1856〉から文久2年〈1862〉に催された歌会で書かれたもの。20歳から26歳の執筆である。「秋の日、同じく「星河秋久し」ということを詠める和歌/右近衛権少将藤原實美/七夕の契り変はらず世々の秋流れて絶えぬ天の河波」
秋日同詠星河秋久和歌右近衛権少将藤原實美たなばたのちぎりかはらず世々の秋ながれて絶ぬあまのかはなみ
共有
オブジェクトの概要
ライセンスなど
所管・分類など
グループのオブジェクト
OPEN DATADESIGN
Keio Object Hub では、データのオープン化を進めるだけではなく、オープン・データを活用してどのような体験がデザインできるか、さまざまな試みを行っています。
オブジェクトの詳細
識別情報
- タイトル(英題)
- Waka Kaishi by Sanjo Sanetomi
物理的特性
- 重量と数量
-
員数 1幅
Keio Object Hubでは、試験的な取り組みとして、AI(機械学習)を用いてキーワードを付与し、検索やフィルタリングに使用しています(AIサジェスト)。
初期ローンチ時は、Google Cloud の Vision APIを利用して、各オブジェクトの画像を解析し、自動的にキーワードを付与しています。