Object
近衛信尋筆詠草
近衛信尋

- 人物
-
作者近衛信尋
- 年代
-
制作年 AD17
- タイトル
- コノエノブヒロヒツエイソウ
- コレクション
- センチュリー赤尾コレクション
- 所管
- 斯道文庫 キャンパス 三田
近衛信尋〈このえのぶひろ・1599-1649〉は、江戸時代初期の公卿。後陽成天皇〈ごようぜいてんのう・1571-1617〉の第四皇子で、母は中和門院前子。後水尾天皇〈ごみずのおてんのう・1596-1680〉は同母兄。慶長10年〈1605〉8月27日、伯父近衛信尹〈このえのぶただ・1565-1614〉の養嗣子となり、翌日、元服して信尋と名乗る。時に7歳。元和9年〈1623〉、弱冠25歳にして関白・氏長者となる飛躍的な累進ぶりを見せた。洒脱な人となりで茶道を学んで能くし、画にも巧みな風流人であった。また、書において養父信尹の薫陶をうけ、筆跡が酷似するに至った。この詠草の書風も、信尹直伝の、豪放で歯切れのよい、まさに近衛流の典型を示している。早春の一日、連歌会出席のためのもので、五・七・五の長句と七・七の短句二つをしたためる。「花にさぞ心やゆらぐ玉簾/信尋/疎む人さへとふ春の宿/なれきてうれし庭の鴬」
花にさぞ心やゆらぐ玉簾信尋うとむ人さへとふ春のやどなれきてうれし庭の鴬
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オブジェクトの詳細
識別情報
- タイトル(英題)
- Draft Kaishi by Konoe Nobuhiro
物理的特性
- 重量と数量
-
員数 1幅
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