Object
元政筆和歌懐紙
元政

- 人物
-
作者元政
- 年代
-
制作年 AD17
- タイトル
- ゲンセイヒツワカカイシ
- コレクション
- センチュリー赤尾コレクション
- 所管
- 斯道文庫 キャンパス 三田
元政〈げんせい・1623-68〉は、江戸時代前期の日蓮宗の僧侶。京都の人。梶井宮・毛利輝元に仕えた石井元好の五男。母が彦根藩主の乳母であった縁で、13歳から彦根藩主井伊直孝に近侍した。やがて病をわずらい、退仕して、26歳のとき出家。妙顕寺日豊に参じた。出家後は元政と号し、また妙子・泰堂・不可思議・草山和尚などとも号した。洛南深草に瑞光寺を建立し住したため、深草の元政といわれた。漢詩文と和歌を能くし、学識高い文人僧として知られる。歌学を松永貞徳に、漢学を熊沢蕃山に学び、石川丈山や陳元贇らとも広く交わったという。書は大師流に長じていた。これは、和歌懐紙。曲線を巧みに用いて、自由な雰囲気で一首を揮毫したもの。「「緑畦の夏草」ということを詠める和歌/沙門元政/分けゆかば野辺は繁れる夏草の中にも元の道や残らむ」
緑畦夏草和歌沙門元政分ゆかばの辺はしげれる夏くさのなかにももとのみちやのこらむ
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グループのオブジェクト
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オブジェクトの詳細
識別情報
- タイトル(英題)
- Waka Kaishi by Priest Gensei
物理的特性
- 重量と数量
-
員数 1幅
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