Object
秋田実季筆詠草
秋田実季

- 人物
-
作者秋田実季
- 年代
-
制作年 AD17
- タイトル
- アキタサネスエヒツエイソウ
- コレクション
- センチュリー赤尾コレクション
- 所管
- 斯道文庫 キャンパス 三田
秋田実季〈あきたさねすえ・1576-1659〉は、江戸時代前期の大名。宗実(むねざね)とも名乗る。通称、秋田城之介。天正15年〈1587〉家督を継いで、やがて現在の秋田県北部を制圧するにいたり、秋田家中興の祖と仰がれた。敦賀と交易によって築いた富により、京都の文化人と交わったという。とりわけ青蓮院との関係は深く、尊朝法親王から古今集を拝領したのをはじめ、数多くの古典籍を入手した。歌道や文筆、茶道にもすぐれていたという。これは、長い詞書にそえて和歌一首を書く。古様の青蓮院流の柔和な書である。「栖(すみか)の傍に夕顔といへる物の自づから生出て荒たる墻(かき)ほどもいはず、青き蔓のをのれ独心ちよげに這ひまつはれ侍を、見るにあの花折れとの給ひし古言もふと思ひ出られて読侍し宗實/住わぶる宿とも知らで夕顔の花のみ笑みの眉開くなり」
栖の傍に夕顔といへる物のをのづから生出て荒たる墻ほどもいはず青きかづらのをのれ独心ちよげにはひまつはれ侍を見るにあの花おれとの給ひしふることもふと思ひ出られて読侍し宗實住わぶるやどゝもしらでゆふがほのはなのみゑみの眉ひらくなり
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オブジェクトの詳細
識別情報
- タイトル(英題)
- Draft Kaishi by Akita Sanesue
物理的特性
- 重量と数量
-
員数 1幅
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