Object
中院通躬筆和歌懐紙
中院通躬

- 人物
-
作者中院通躬
- 年代
-
制作年 AD17
- タイトル
- ナカノインミチミヒツワカカイシ
- コレクション
- センチュリー赤尾コレクション
- 所管
- 斯道文庫 キャンパス 三田
中院通躬〈なかのいんみちみ・1668-1739〉は、江戸時代の公卿。内大臣中院通茂〈みちしげ・1631-1710〉の嗣子。母は小笠原左衛門佐源政信のむすめ。野宮家を嗣いだ定基〈ののみやさだもと・1669-1711〉、久世家を嗣いだ通夏〈くぜみちなつ・1670-1747〉らは弟である。かれの嗣子の通藤が6歳で夭折したため、久世通夏の息男・通枝を後嗣とした。通躬は父・通茂に歌学を受け、通茂の亡くなったのち、霊元院歌壇での重きを成し、江戸中期を代表する堂上歌人の一人となった。また、漢学を熊沢蕃山に学んだ。日記に『右槐御記』がある。通躬は貞享5年〈1688〉7月13日に参議となった。よってこの和歌懐紙は、元禄5年〈1692〉、権中納言になるまでの間に書かれたもの。「「月冾寒草を照す」ということを詠める和歌/参議左近中将通躬/秋見しはあらぬ野べかと浅茅生の霜を光に照らす月影」
詠月冾照寒草和歌参議左近中将通躬秋見しはあらぬ野べかとあさぢふの霜をひかりにてらす月かげ
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ライセンスなど
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グループのオブジェクト
OPEN DATADESIGN
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オブジェクトの詳細
識別情報
- タイトル(英題)
- Waka Kaishi by Nakanoin Michimi
物理的特性
- 重量と数量
-
員数 1幅
- 付属品
- 桐箱 紙覆
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