Object
狩野尚信筆和歌懐紙
狩野尚信

- 人物
-
作者狩野尚信
- 年代
-
制作年 AD17
- タイトル
- カノウヒサノブヒツワカカイシ
- コレクション
- センチュリー赤尾コレクション
- 所管
- 斯道文庫 キャンパス 三田
狩野尚信〈かのうなおのぶ・1607-50〉は、江戸時代前期の画家。狩野孝信〈たかのぶ・1571-1618〉の次男として京都に生まれる。探幽〈たんゆう・1602-74〉の弟。寛永7年〈1630〉、江戸に下り幕府の御用絵師となる。邸を木挽町(現在の銀座8丁目昭和通り付近)に下賜され、そこに居住して子孫が相伝したため、「木挽町狩野」の祖と呼ばれる。二条城・知恩院の障壁画にも尚信の制作があるとされ、代表作「瀟湘八景図屏風」(東京国立博物館蔵)など、かずかずの大作を残す。柳營のほか、禁裏や京都の諸寺院などにも彩管を揮った。この懐紙は、遺例の少ない尚信の筆跡。書状のほかに、懐紙は全く稀有の存在。歌題から推して、柳營、すなわち将軍家光の、新年御会の詠進であろうか。この枯淡の筆致は、晩年40代のころの筆と見る。位署の「狩野藤原」も珍しい。「「霞、春光を添う」ということを詠める倭歌/狩野藤原尚信/山葛暁かけてくる春の光や空に霞み初むらむ」
詠霞添春光倭歌狩野藤原尚信やまかづらあかつきかけてくる春の光やそらにかすみ初らむ
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OPEN DATADESIGN
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オブジェクトの詳細
識別情報
- タイトル(英題)
- Waka Kaishi by Kano Hisanobu
物理的特性
- 重量と数量
-
員数 1幅
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