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大般涅槃経巻第八

『大般涅槃経』巻第八(如来性品第十二)を書写する。釈尊の最後の旅路における発病からその入滅、その後の荼毘、舎利供養までを順を追って描写する。仏画の「仏涅槃図」をはじめとする仏教美術におおきく影響を及ぼす経典である。この1巻は、雁皮質の素紙に微細な雲母砂子を撒き、銀泥で界を引く。清楚な装飾経といえる。単独で書写されたというよりも、一切経(5048巻)の一部ではなかったか。一見粗野にみえる筆跡ながら、熟視すると、王朝の和様の風が感じられる。平安時代12世紀の書写。
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OPEN DATADESIGN
Keio Object Hub では、データのオープン化を進めるだけではなく、オープン・データを活用してどのような体験がデザインできるか、さまざまな試みを行っています。
オブジェクトの詳細
識別情報
- タイトル(英題)
- Mahaparinirvanasutra Vol.8
物理的特性
- 重量と数量
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員数 1巻
- 材質・技法・形状
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材質 素紙 雲母砂子
- 付属品
- 装紙 桐箱 紙帙 *寄合書=二筆
Keio Object Hubでは、試験的な取り組みとして、AI(機械学習)を用いてキーワードを付与し、検索やフィルタリングに使用しています(AIサジェスト)。
初期ローンチ時は、Google Cloud の Vision APIを利用して、各オブジェクトの画像を解析し、自動的にキーワードを付与しています。