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大般若経巻第三六二

Keio Object Hub
年代
制作年 AD11
タイトル
ダイハンニャキョウ
コレクション
所管
斯道文庫 キャンパス 三田
資料番号
AW-CEN-001992-0000
ライセンス
CC BY 画像ライセンス
クレジット表記

慶應義塾(センチュリー赤尾コレクション)

URL
基本分類
美術
AIタグ
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黄麻紙に『大般若経』巻第三六二を書写する。『大般若経』(大般若波羅蜜多経)は、「般若波羅蜜」(完成された最高の智慧)を説く多くの般若経典群の総称で、全600巻から成る。あらゆる仏典中で最大規模の経典。唐の玄奘の訳。『法華経』とおなじく経文中に写経功徳があり、この経典を供養するものは諸の神によって常に護られると説かれることから、わが国においても、奈良時代以後、平安・鎌倉時代を通じて書写された。とくに平安時代には、除災招福のためにさかんに『大般若経』1部600巻の書写供養が行われた。また、紺紙金泥の『大般若経』が書写された記録も数多い。さらに、一人でこの『大般若経』一部600巻を完写する功徳を遂げた者もあった。この1巻もこうした背景につくられたものである。端正で穏和な筆跡に、平安時代・11世紀に入って誕生した和様の書風を感知する。が、達筆な能書の筆とは言い難いが、1字1字丁寧に運ぶ書写ぶりに、信仰の深さを思う。

(表紙)

ライセンスなど

資料番号
AW-CEN-001992-0000
ライセンス
CC BY
クレジット表記

慶應義塾(センチュリー赤尾コレクション)

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所管
斯道文庫
キャンパス 三田
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基本分類
美術

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オブジェクトの詳細

識別情報

タイトル(英題)
Dai-Hannyakyo Vol.362

物理的特性

重量と数量
員数 1巻

識別情報

タイトル(英題)
Dai-Hannyakyo Vol.362

物理的特性

重量と数量
員数 1巻