Object
大般涅槃経断簡
伝朝野魚養

- 人物
-
作者伝朝野魚養
- 年代
-
制作年 AD8
- タイトル
- ダイハツネハンギョウダンカン
- コレクション
- センチュリー赤尾コレクション
- 所管
- 斯道文庫 キャンパス 三田
黄檗で染めた黄麻紙に薄墨の界(罫線)を引いて『大般涅槃経』(巻第七)を書写する。広く流布する『大般涅槃経』は40巻本であるが、これは36巻本という特異な訳本。おそらく、一切経として書写された写経の一部であると推定される。肉太でやや大ぶりの重厚な書風が、天平時代の写経の優品である「薬師寺経」(『大般若経』)の筆跡を思わせるところから、江戸時代の古筆家は、朝野魚養〈あさののなかい・生没年未詳〉の筆と極めている。奈良時代後期の典型的写経体である。
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OPEN DATADESIGN
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オブジェクトの詳細
識別情報
- タイトル(英題)
- Segment of Daihatsu Nehangyo
物理的特性
- 重量と数量
-
員数 1幅
Keio Object Hubでは、試験的な取り組みとして、AI(機械学習)を用いてキーワードを付与し、検索やフィルタリングに使用しています(AIサジェスト)。
初期ローンチ時は、Google Cloud の Vision APIを利用して、各オブジェクトの画像を解析し、自動的にキーワードを付与しています。