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紺紙銀字華厳経巻四三断簡(二月堂焼経)

Keio Object Hub
年代
制作年 AD8
タイトル
コンシギンジケゴンキョウマキダイ43ダンカン(ニガツドウヤケキョウ)
材質・技法・形状
紺紙銀字
コレクション
所管
斯道文庫 キャンパス 三田
資料番号
AW-CEN-001674-0000
ライセンス
CC BY 画像ライセンス
クレジット表記

慶應義塾(センチュリー赤尾コレクション)

URL
基本分類
美術
AIタグ
手書き Azure 矩形 ライン フォント

紺紙に銀字で『華厳経』(東晋の仏駄跋陀羅〔ぶつだばつだら〕訳の60巻本)を書写したもの。これは巻第四三の断簡。奈良時代・8世紀の書写。もともと、華厳宗の総本山たる東大寺の所依経(しょえきょう)として作られた。天平12年〈740〉以来、東大寺の境内の二月堂における修二会(しゅにえ=お水取り)の際には、転読供養の料に用いられてきた。しかし、江戸時代の寛文7年〈1667〉2月14日の修二会の失火で二月堂が炎上。火は、経箱に納められて仏前に安置されていたこの「紺紙銀字華厳経」にも及び、経巻は火焔をかぶり、上下両端を焼損する災禍を招いた。「二月堂焼経(にがつどうやけぎょう)」と呼ばれるゆえんである。謹厳整斉の楷書は、当代有能な写経生の手になるもの。火難に遭いながらもその輝きを失わない。東大寺に2巻が残されるほかは、巻物や断簡として諸家に伝えられる。紺紙銀字経としては奈良時代唯一の写経であり、珍貴な遺品である。

ライセンスなど

資料番号
AW-CEN-001674-0000
ライセンス
CC BY
クレジット表記

慶應義塾(センチュリー赤尾コレクション)

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所管・分類など

所管
斯道文庫
キャンパス 三田
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美術

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オブジェクトの詳細

識別情報

タイトル(英題)
Segment of Scorched Sutra of Nigatsu-Do Hall

物理的特性

重量と数量
員数 1幅

識別情報

タイトル(英題)
Segment of Scorched Sutra of Nigatsu-Do Hall

物理的特性

重量と数量
員数 1幅