Object
木造阿弥陀如来立像
阿弥陀如来は、過去久遠の昔、インドの王族の太子として生まれ、出家して法蔵という名の比丘となり、五劫(劫は、測ることも数えることもできないほど途方もなく長い時間の単位)という長い期間に渡って思惟(考えること)して48の大願を成就し、仏となり、現在も西方はるか彼方にある極楽浄土で説法し続ける仏。無量寿如来、無量光如来とも呼ばれる。半眼に閉じた両眼は、ややうつむき加減。その陰影が醸す柔和な円満相、豊麗な体躯が特徴の仏像。袈裟の衣文の簡素な表現など、一見粗野の感はまぬがれないが、藤原彫刻の典型的な情趣を示している。小さな像容ながら、力のみなぎりをただよわせている。両手首ならびに台座を失っており、いま台座に転用するのは、大和古寺の伝来と伝える奈良時代の建築遺構の一部たる斗栱(ときょう。柱の上で軒を支える組み物)である。
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OPEN DATADESIGN
Keio Object Hub では、データのオープン化を進めるだけではなく、オープン・データを活用してどのような体験がデザインできるか、さまざまな試みを行っています。
オブジェクトの詳細
識別情報
- タイトル(英題)
- Standing Amitabha Statue
物理的特性
- 重量と数量
-
員数 1躯
Keio Object Hubでは、試験的な取り組みとして、AI(機械学習)を用いてキーワードを付与し、検索やフィルタリングに使用しています(AIサジェスト)。
初期ローンチ時は、Google Cloud の Vision APIを利用して、各オブジェクトの画像を解析し、自動的にキーワードを付与しています。