Object
木造地蔵菩薩立像

地蔵菩薩は、釈迦の入滅から弥勒仏が世に現れるまでの長い無仏時代(56億7000万年の間)に出現して、六道に輪廻して苦しむ無慮の衆生をあますところなく救済する菩薩である。わが国においては永承7年〈1052〉が末法元年で、以後釈迦の教えが世に届かなくなるとされた。そのような末法思想が盛んになるにつれて、地蔵菩薩は広く信仰されるようになった。これは、左手に宝珠をささげ、右手に錫杖をとる立場。頭を丸めた僧形に衲衣(のうえ・ぼろ布をつぎはぎして作った法衣)を身にまとい、蓮台の上に立つ。豊麗なできばえは貞観彫刻の影響をうけるもので、柔和な顔容、とくに半眼に開いた切れ長の眼に慈悲の心が表れている。
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OPEN DATADESIGN
Keio Object Hub では、データのオープン化を進めるだけではなく、オープン・データを活用してどのような体験がデザインできるか、さまざまな試みを行っています。
オブジェクトの詳細
識別情報
- タイトル(英題)
- Standing Ksitigarbha Bodhisattva Statue
物理的特性
- 重量と数量
-
員数 1躯
Keio Object Hubでは、試験的な取り組みとして、AI(機械学習)を用いてキーワードを付与し、検索やフィルタリングに使用しています(AIサジェスト)。
初期ローンチ時は、Google Cloud の Vision APIを利用して、各オブジェクトの画像を解析し、自動的にキーワードを付与しています。