Object
牡丹獅子蝶鳥鏡

- 年代
-
制作年 AD13
- タイトル
- ボタンシシチョウトリキョウ
- 材質・技法・形状
- 絹本着色
- コレクション
- センチュリー赤尾コレクション
- 所管
- ミュージアム・コモンズ キャンパス 三田
植物文様の中でも、鎌倉期を代表するものの一つは、牡丹である。牡丹に似た花弁の文様は前代までにもあったが、それはあくまで牡丹を骨子にして唐草(忍冬)などを絡めた、想像上の瑞花(宝相華)の文様であった。特に葉の部分に顕著であるが、写実的に描く鎌倉期においてようやく、牡丹を牡丹そのものとして捉えるようになったのである。掲出の鏡のように、牡丹には獅子を組み合わせる例もあるが、これは仏教に由来するとも、あるいはさらに西方のペルシアの影響ともいわれる。この組み合わせは武士の甲冑などに好まれた。
共有
オブジェクトの概要
ライセンスなど
所管・分類など
グループのオブジェクト
OPEN DATADESIGN
Keio Object Hub では、データのオープン化を進めるだけではなく、オープン・データを活用してどのような体験がデザインできるか、さまざまな試みを行っています。
オブジェクトの詳細
識別情報
- タイトル(英題)
- Mirror with lion, peony, butterfly, and bird
来歴
Keio Object Hubでは、試験的な取り組みとして、AI(機械学習)を用いてキーワードを付与し、検索やフィルタリングに使用しています(AIサジェスト)。
初期ローンチ時は、Google Cloud の Vision APIを利用して、各オブジェクトの画像を解析し、自動的にキーワードを付与しています。