Object
伊賀切(新勅撰和歌集巻第一)
伝小倉実名

- 人物
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作者伝小倉実名
- 年代
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制作年 AD14
- タイトル
- イガギレ
- コレクション
- センチュリー赤尾コレクション
- 所管
- 斯道文庫 キャンパス 三田
『新勅撰和歌集』(巻第一・春歌上)の断簡。この歌集は第九番目の勅撰集であり、下命者は後堀河天皇〈ごほりかわてんのう・1212-34〉、撰者は藤原定家〈ふじわらのさだいえ・1162-1241〉。全20巻。文暦2年〈1235〉、定家(74歳)は世尊寺行能〈せそんじゆきよし・1179-?。このとき57歳〉の清書本とみずからの草稿本とを、摂政九条道家〈くじょうみちいえ・1193-1252。このとき43歳〉に進上して、撰集の事業を完了した。この伊賀切は小倉実名〈おぐらさねな・1315-1405〉の筆と伝えるが、古筆家による単なる伝称にすぎない。切名の由来は未詳。連綿の美しさ、宛転自在の筆致が見事である。書風から、鎌倉末期・14世紀初めの書写と推定される。
雲やたつかすみやまがふやまざくら花よりほかも花と見ゆらむ千五百番歌合に正三位家隆けふ見れば雲もさくらにうづもれてかすみかねたるみよしのゝ山
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オブジェクトの詳細
識別情報
- タイトル(英題)
- Iga-gire
物理的特性
- 重量と数量
-
員数 1幅
- 付属品
- 折紙、釈文有。二重箱
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