Object
菊籬鳥文蒔絵硯箱
硯箱の中には、硯と、鳥の形をした水滴を収納する。陶淵明〈とうえんめい・365-427〉の「飲酒二十首・其の五」の一節に、「菊を采る東籬の下悠然として南山を見る」とあることから、「籬に菊」の意匠がさかんに用いられた。この硯箱のように、さらに鳥の文様を加える例としては、源頼朝〈みなもとのよりとも・1147-99〉が後白河法皇〈1127-92〉より下賜されたものを鶴岡八幡宮(つるがおかはちまんぐう・神奈川県鎌倉市)に奉納したと伝えられる、国宝「籬菊螺鈿蒔絵硯箱」(まがきにきくらでんまきえすずりばこ)が有名である。
共有
オブジェクトの概要
ライセンスなど
所管・分類など
グループのオブジェクト
OPEN DATADESIGN
Keio Object Hub では、データのオープン化を進めるだけではなく、オープン・データを活用してどのような体験がデザインできるか、さまざまな試みを行っています。
オブジェクトの詳細
識別情報
- タイトル(英題)
- Inkstone Case with Chrysanthemum and Bird on Roughly Woven Fence in Makie
物理的特性
- 重量と数量
-
員数 1合
- 付属品
- 布団/包裂2枚
Keio Object Hubでは、試験的な取り組みとして、AI(機械学習)を用いてキーワードを付与し、検索やフィルタリングに使用しています(AIサジェスト)。
初期ローンチ時は、Google Cloud の Vision APIを利用して、各オブジェクトの画像を解析し、自動的にキーワードを付与しています。