Object

柿本人麿像

Keio Object Hub
人物
年代
制作年 AD16
タイトル
カキノモトノヒトマロゾウ
材質・技法・形状
紙本墨画
コレクション
所管
ミュージアム・コモンズ キャンパス 三田
資料番号
AW-CEN-002397-0000
ライセンス
CC BY 画像ライセンス
クレジット表記

慶應義塾(センチュリー赤尾コレクション)

URL
基本分類
美術
AIタグ
美術 ペインティング 描く 視覚芸術

歌仙信仰の長い歴史の中で、柿本人麿は歌道の聖として崇められ、人々からひときわ高い信仰を集めてきた。以来、人麿を祀る人麿影供(人麿供とも)が生まれた。これは、歌会において、床に人麿の画像を掛け、歌聖柿本人麿を供養する儀礼で、歌道の向上を願い、あるいは歌会の成功を祈ったのである。平安時代・12世紀から起こった風習である。上畳に坐し、萎烏帽子・直衣姿の人麿が立て膝で座り、前に硯箱を置き、筆と料紙を両手にして歌を按ずる図様に描くのが人麿画像の類型の構図である。が、これは洞窟内に、草花の敷物上に坐す姿に描く。岩屋流と呼ばれる図様。非常に珍しい形式である。右下に見える印章は、狩野永徳〈かのうえいとく・1543-90〉の所用印と酷似するが、確証はない。しかしながら、画法は永徳の作品と共通するところが多いことはいえる。いずれにしても、水墨の技法を駆使した、格調高い雰囲気をもつ人麿像である。

ライセンスなど

資料番号
AW-CEN-002397-0000
ライセンス
CC BY
クレジット表記

慶應義塾(センチュリー赤尾コレクション)

画像
ライセンス

所管・分類など

所管
ミュージアム・コモンズ
キャンパス 三田
URL
基本分類
美術

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オブジェクトの詳細

識別情報

タイトル(英題)
Portrait of Kakinomoto no HItomaro

物理的特性

重量と数量
員数 1幅
付属品
外箱(紐切れ)

識別情報

タイトル(英題)
Portrait of Kakinomoto no HItomaro

物理的特性

重量と数量
員数 1幅
付属品
外箱(紐切れ)