Object
蝦蟇仙人・鉄拐仙人図
- 人物
-
秋月等観
- 年代
-
室町時代(16世紀)
- 寸法
- 右116.6×54.7、左116.6×55.0
- 材質・技法・形状
- 紙本墨画淡彩
- コレクション
- 常盤山文庫コレクション
- 所管
- ミュージアム・コモンズ
蝦蟇仙人(がませんにん)(劉海蟾)は、3本足の白い蝦蟇を従え妖術を使い、鉄拐仙人(てっかいせんにん)(李鉄拐)は、八仙の一人で、杖をつき、自分の魂を遠くに飛ばすことができた。鉄拐は、7日間弟子に魂の抜けた体を見守らせたが、6日目に、弟子は、母が危篤であると知らせを受け、鉄拐の体を焼いて故郷に帰ってしまった。そのため戻る体を失った鉄拐は、足が悪い死体を借りて蘇ったという。
秋月等観(しゅうげつとうかん)(?ー?)は、薩摩島津氏の家臣であったが、周防の雪舟を訪ね、画を学んだ。明応4年(1495)に明に渡ったと考えられ、落款にもその旨が記されている。輪郭線を用いずに墨の筆触をいかした岩場と、彫りが深く外隈を施した人体表現、躍動感がある衣紋線をもつ堂々とした作品。
「常盤山文庫×慶應義塾 臥遊─時空をかける禅のまなざし」展(2023.10 慶應義塾ミュージアム・コモンズ)図録 掲載
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OPEN DATADESIGN
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識別情報
- タイトル(英題)
- Haichen and Tieguai
Keio Object Hubでは、試験的な取り組みとして、AI(機械学習)を用いてキーワードを付与し、検索やフィルタリングに使用しています(AIサジェスト)。
初期ローンチ時は、Google Cloud の Vision APIを利用して、各オブジェクトの画像を解析し、自動的にキーワードを付与しています。