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伊藤仁斎筆一行書

Keio Object Hub
人物
年代
制作年 AD17
タイトル
イトウジンサイヒツイチギョウショ
コレクション
所管
斯道文庫 キャンパス 三田
資料番号
AW-CEN-001840-0000
ライセンス
CC BY 画像ライセンス
クレジット表記

慶應義塾(センチュリー赤尾コレクション)

URL
基本分類
美術
AIタグ
アート フォント シンボル エレクトリックブルー ブランド

伊藤仁斎〈いとうじんさい・1627-1705〉は江戸時代の儒者。古学堀川学派の祖。名は維楨(これえだ)。敬斎、仁斎と号す。京都の商家に生まれ、幼少のころより学問を志し、朱子学を学んだ。のち、孔子、孟子の原典にあたり、儒学本来の思想と考えられるものを独学で体系づけ、その学問を「古学」と称した。寛文2年〈1662〉、京都堀川の自宅で私塾古義堂(こぎどう)を開き、長男の東涯〈とうがい・1670-1736〉や稲生若水〈いのうじゃくすい・1655-1715〉らの弟子を育成し、儒学思想の普及・定着に大きな功績を残した。この一幅に書かれる「物外」は世俗の外の意で、「無道」は道理にはずれるという意。当時、官学として認められていた朱子学は、人欲によって悪が生じる世界(この世)からのがれ、無欲になって本来の「静」にかえることが善への方法であると教える。一方、仁斎の古義学は、生々変化することが世界の本質であって、働きかけるという「動」こそが善の可能性をのばすものであると主張。まさにこの書は、世俗から逃避するという考えに相対するもの。気骨あふれる堂々とした書である。

(印「鄒魯正派」)物外無道 仁斎書(印「元輔氏」)(印「源佐父」)

ライセンスなど

資料番号
AW-CEN-001840-0000
ライセンス
CC BY
クレジット表記

慶應義塾(センチュリー赤尾コレクション)

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ライセンス

所管・分類など

所管
斯道文庫
キャンパス 三田
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基本分類
美術

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オブジェクトの詳細

識別情報

タイトル(英題)
Single-line Calligraphy by Ito Jinsai

物理的特性

重量と数量
員数 1幅

識別情報

タイトル(英題)
Single-line Calligraphy by Ito Jinsai

物理的特性

重量と数量
員数 1幅