Object
加藤明友筆一行書
加藤明友

- 人物
-
作者加藤明友
- 年代
-
制作年 AD17
- タイトル
- カトウアキトモヒツイチギョウショ
- コレクション
- センチュリー赤尾コレクション
- 所管
- 斯道文庫 キャンパス 三田
加藤明友〈かとうあきとも・1621-83〉は江戸時代前期の石見吉永藩主で、のち移封により近江水口藩主。勿斎、芝山、教義斎などと号し、字は子黙。会津藩主加藤明成〈あきなり・1592-1661〉の子で、寛永20年〈1643〉に家督を継ぐと同時に石見国(島根県)吉永に移封となる。以後40年にわたり善政を施し、その功績が評価され、天和2年〈1682〉に石高加増の上で近江国(滋賀県)水口に移封となるが、翌3年に死去。享年63歳。この一行書「上帝臨汝毋貳爾心」(上帝、汝を臨む、爾が心に貳毋れ)の句は、中国最古の詩篇である『詩経』「大雅」(貴族や朝廷の公事・宴席で奏した音楽の歌詞)の「文王之什」(周王朝の始祖・文王を称える詩)による。「お前が二心を持たぬように、天はお前を見ている」の意。清澄な筆致に格調の高さを見る。明友の人格を彷彿とさせるものがある。
(印「鳶魚窩」)上帝臨汝毋貳爾心勿齊書(印「子黙父」)(印「藤潜之印」)
共有
オブジェクトの概要
ライセンスなど
所管・分類など
グループのオブジェクト
OPEN DATADESIGN
Keio Object Hub では、データのオープン化を進めるだけではなく、オープン・データを活用してどのような体験がデザインできるか、さまざまな試みを行っています。
オブジェクトの詳細
識別情報
- タイトル(英題)
- Single-line Calligraphy by Kato Akitomo
物理的特性
- 重量と数量
-
員数 1幅
Keio Object Hubでは、試験的な取り組みとして、AI(機械学習)を用いてキーワードを付与し、検索やフィルタリングに使用しています(AIサジェスト)。
初期ローンチ時は、Google Cloud の Vision APIを利用して、各オブジェクトの画像を解析し、自動的にキーワードを付与しています。