Object
鷹司兼煕筆瀟湘八景歌
鷹司兼煕

- 人物
-
作者鷹司兼煕
- 年代
-
制作年 AD17
- タイトル
- タカツカサカネヒロヒツショウショウハッケイカ
- コレクション
- センチュリー赤尾コレクション
- 所管
- 斯道文庫 キャンパス 三田
鷹司兼煕〈たかつかさかねひろ・1659-1725〉は、江戸時代前期の公卿。関白房輔〈ふさすけ・1637-1700〉の嫡男。7歳で叙爵、13歳で権大納言、延宝9年〈1681〉には内大臣と名門鷹司家にふさわしい出世。のち右大臣・左大臣を歴任、元禄16年〈1703〉には関白氏長者となる。和歌のほかに書画も得意とした。享保10年〈1725〉67歳で死去。これは、中国湖南省の景勝地として知られる瀟湘八景(「西湖八景」とも。「瀟湘夜雨」「山市晴嵐」「遠浦帰帆」「煙寺晩鐘」「平沙落雁」「漁村夕照」「洞庭穐月」「江天暮雪」)を詠んだ「瀟湘八景詩歌」のうち和歌のみを書写する。古くから和歌・手習の手本の題材に用いられた。金銀泥で、霞形を引き、さらに可憐な草花を描いた装飾料紙を使用して、さまざまな散らし書きのパターンを示している。高貴の求めに応じた調度手本であった。重厚な筆線が特徴の霊元院流の書法が看取される。兼熈の能書を証明する作品である。奥書の年紀により、元禄2年〈1689〉閏正月、31歳の時のものと知る。
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オブジェクトの詳細
識別情報
- タイトル(英題)
- Waka on Eight views of the Xiao and the Xiang by Takatsukasa Kanehiro
物理的特性
- 重量と数量
-
員数 1巻
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