Object
豊蔵坊信海筆和漢朗詠抄
豊蔵坊信海

- 人物
-
作者豊蔵坊信海
- 年代
-
制作年 AD17
- タイトル
- ホウゾウボウシンカイヒツワカンロウエイシュウショウ
- コレクション
- センチュリー赤尾コレクション
- 所管
- 斯道文庫 キャンパス 三田
豊蔵坊信海〈ほうぞうぼうしんかい・1635-88〉は男山石清水八幡宮の豊蔵坊の住職で、狂歌師としても有名。名は孝雄、字は子寛。松花堂流(「寛永の三筆」のうちのひとり、松花堂昭乗〈しょうかどうしょうじょう・1584-1639〉を祖とする書流)の能書として知られる。また、茶道を小堀遠州〈こぼりえんしゅう・1579-1647〉に、狂歌を松永貞徳〈まつながていとく・1571-1653〉に学んだと伝えられる。これは、紙面全体に白雲母を刷いた料紙を継いで、『和漢朗詠集』(上下二巻)から恣意的に抄写する。本巻は、巻下(松・竹・草・鶴)から十詩と和歌九首を散らし書きにする。奥書に「雄徳山(男山の山号)住侶信海、人の需めに応じ、即ち愚筆を染め訖んぬ」と記すように、貴人からの求めによって書写した調度手本であったことがわかる。松花堂流の温和な書風は、いかにも手習手本にふさわしい書きぶりである。
九夏三伏之暑月竹含錯牛之風玄冬素雪之寒朝松影君子之徳十八公栄霜後露一千年色雪中深
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オブジェクトの詳細
識別情報
- タイトル(英題)
- Scroll with Excerpts from Wakan Roeishu by Hozobo Shinkai
物理的特性
- 重量と数量
-
員数 1巻
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