Object
小沢蘆庵筆和歌
小沢蘆庵

- 人物
-
作者小沢蘆庵
- 年代
-
制作年 AD18
- タイトル
- オザワロアンヒツワカ
- コレクション
- センチュリー赤尾コレクション
- 所管
- 斯道文庫 キャンパス 三田
小沢蘆庵〈おざわろあん・1723-1801〉は江戸後期の歌人・歌学者。大坂の人。名は玄仲(げんちゅう)、通称を帯刀(たてわき)。公卿の冷泉為村〈れいぜいためむら・1712-74〉に師事するが、伝統歌学の古今伝授に逆らって破門される。蘆庵は『古今和歌集』仮名序にある「ただごと歌」(作為や技巧を斥けて、自然の真情を平易な言葉で詠むこと)を提唱して、澄月〈ちょうげつ・1714-98〉・伴蒿蹊〈ばんこうけい・1733-1806〉・慈延〈じえん・1748-1805〉らと共に当時の「平安和歌四天王」と称された。かれは、平安時代の歌集を集めて、その本文の校勘に力を注いだ。書は、はじめは定家流を学んだが、のち上代様に転じた。万葉仮名を好み、極力連綿を避け、独自の書風を展開した。この作品の筆線には太細の変化いちじるしく、一見光悦流を思わせる。震えが見えるところから、晩年の筆跡であろうか。「夜更くるまで、月を見て/蘆庵/風ならで月澄む空に聞ゆるや更けゆく夜半の遠の川音」
夜ふくるまで月をみて蘆庵風ならで そらに月すむ 聞ゆるや遠 ふけの ゆく川音 夜半の
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オブジェクトの詳細
識別情報
- タイトル(英題)
- Waka by Ozawa Roan
物理的特性
- 重量と数量
-
員数 1幅
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