Object
足利義満筆短冊
足利義満

- 人物
-
作者足利義満
- 年代
-
制作年 AD14
- タイトル
- アシカガヨシミツヒツタンザク
- コレクション
- センチュリー赤尾コレクション
- 所管
- 斯道文庫 キャンパス 三田
足利義満〈あしかがよしみつ・1358-1408〉は、室町幕府第3代将軍。2代義詮〈よしあきら・1330-67〉の子。初代尊氏〈たかうじ・1305-58〉の孫。11歳で将軍となり、将軍権力の充実につとめた。明徳3年〈1392〉後亀山天皇〈ごかめやまてんのう・?-1424〉を京都に迎えて三種神器を後小松天皇に奉り、南北朝の合一を成す。応永元年〈1394〉、将軍職を息子義持〈よしもち・1386-1428〉に譲り、太政大臣となるが、翌々年には辞して出家。同4年〈1397〉、北山第(金閣はその一部)を造園し、北山殿と呼ばれて強大な権力を誇った。義満は公家文化を愛好、和歌会や蹴鞠(けまり)の会など朝廷の儀式を盛んに催した。また、禅宗や五山文学、外来文化を尊重し、北山文化と呼ばれる豪奢な公武融和の文化を開花させた。和歌にも堪能で、『新後拾遺和歌集』以下の勅撰和歌集に26首を入集する。義満の筆跡は祖父や父よりも洗練された趣を持ち、貴族的素養の高さを感じさせる。残存数は少なく、この短冊はきわめて貴重な遺墨である。
暁蛍:大空のほしもまれなる明方に 光ほのかに飛(とぶ)ほたる哉義満
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オブジェクトの詳細
識別情報
- タイトル(英題)
- Tanzaku by Ashikaga Yoshimitsu
物理的特性
- 重量と数量
-
員数 1幅
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