Object
足利義教筆短冊
足利義教
- 人物
-
作者足利義教
- 年代
-
制作年 AD15
- タイトル
- アシカガヨシノリヒツタンザク
- 材質・技法・形状
- 紙本墨書
- コレクション
- センチュリー赤尾コレクション
- 所管
- 斯道文庫 キャンパス 三田
足利義教〈あしかがよしのり・1394-1441〉は、室町幕府第6代将軍。3代義満の第四子で、4代義持の弟。出家して青蓮院(しょうれんいん)に入室、義円(ぎえん)と称し、応永26年〈1419〉には天台座主に補せられた。しかし、後嗣なき5代義量(よしかず)の死後、重臣によるくじで後継者に定められた。還俗して義宣(よしのぶ)と称し、永享元年〈1429〉将軍となった際に再度改名し、義教と名乗った。幕府の統制力を強めるため、苛烈な専制政治を行って諸将の不満・不安を招き、嘉吉元年〈1441〉赤松満祐〈あかまつみつすけ・1381-1441〉に暗殺された(嘉吉の乱)。義教は和歌を好み、正長元年〈1428〉以降、多くの幕府歌会を開催した。また、『新続古今和歌集』は彼の発意で、飛鳥井雅世〈あすかいまさよ・1390-1452〉に撰進させたもの。義教の詠歌は、同集に18首入集する。この短冊は、雲紙に金泥で、霞・雲・土坡・草花などの下絵をほどこした豪華な装飾料紙に書写する。その激しい気性とは対照的な、貴族的で穏やかな書風である。
野虫:草の葉もはや秋ふかくなるみ野の虫の音ながらうらがれにけり義教
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オブジェクトの概要
ライセンスなど
所管・分類など
グループのオブジェクト
OPEN DATADESIGN
Keio Object Hub では、データのオープン化を進めるだけではなく、オープン・データを活用してどのような体験がデザインできるか、さまざまな試みを行っています。
オブジェクトの詳細
識別情報
- タイトル(英題)
- Tanzaku by Ashikaga Yoshinori
物理的特性
- 重量と数量
-
員数 1幅
- 材質・技法・形状
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材質 紙本墨書
Keio Object Hubでは、試験的な取り組みとして、AI(機械学習)を用いてキーワードを付与し、検索やフィルタリングに使用しています(AIサジェスト)。
初期ローンチ時は、Google Cloud の Vision APIを利用して、各オブジェクトの画像を解析し、自動的にキーワードを付与しています。