Object
足利義輝筆短冊
足利義輝
- 人物
-
作者足利義輝
- 年代
-
制作年 AD16
- タイトル
- アシカガヨシテルヒツタンザク
- コレクション
- センチュリー赤尾コレクション
- 所管
- 斯道文庫 キャンパス 三田
足利義輝〈あしかがよしてる・1536-65〉は、室町幕府第13代将軍。義晴〈よしはる・1511-50〉の長男で、幼名は菊童（きくどう）。天文15年〈1546〉に元服し、義藤（よしふじ）と改め、その翌日、父より将軍職を譲り受けた（11歳）。同23年〈1554〉19歳の時に義輝と改名。当時戦乱の中であった京の地を避け、近江（現在の滋賀県）坂本に邸居を構えていたが、天文17年〈1548〉に一時帰洛。翌年、三好長慶〈みよしながよし・1522-64〉との争乱によって、再び坂本に難を逃れた。永禄７年〈1564〉長慶が病死すると、義輝は幕府の権威復活を計ったが、その動きを察知した松永久秀〈まつながひさひで・1510-77〉らに襲撃される。最後は自殺へと追い込まれ、30歳という短い生涯の幕を閉じた。書は、鳥飼宗慶〈とりかいそうけい・生没年未詳〉を祖とする鳥飼流を能くした。鳥飼流は、御家（おいえ）流の流れをくむ一派で、室町時代末期に発生した流派。武家、連歌師、俳諧師などに追随者が多い。この短冊は「義輝」の署名より、元服した19歳から没する30歳までの筆と知る。
野朝鶯：鶯の音にさそはれて朝霞分ゆく野の匂ふ春風義輝
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OPEN DATADESIGN
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オブジェクトの詳細
識別情報
- タイトル（英題）
- Tanzaku by Asikaga Yoshiteru
物理的特性
- 重量と数量
-
員数 1幅
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