KeMCoM Project

慶應義塾ミュージアム・コモンズ（KeMCo）がオーガナイズするKeMCoMプロジェクトでは、塾生（学部生・大学院生）が専攻分野やキャンパス間の垣根を超え、ミュージアムにおける展示・収蔵の実践と間近に接しながら、デジタルとアナログの関係性を体験を通じて学び、メディア横断的な創造を展開しています。

三田キャンパス東別館8FのKeMCo StudI/O （ケムコスタジオ）を拠点に、それぞれの持つ興味や関心、知識や経験を共有し、塾生ならではの視点と文脈から、文化・芸術とファブリケーション（ものづくり）の新しい可能性を探求しています。

2021年度は、以下の3つのサブプロジェクトが運営されています。

Kawaiinfo
KeMCoの活動を、学生目線でSNSに発信しています。KeMCoで開催される展覧会の出展作品や展覧会ポスターのビジュアルデザインをイメージした「かわいい」コンテンツ（ARフィルター）を制作する等、身近・気軽に展示作品を楽しめる施策を盛り込んでいます。

3D Virtual Exhibitions
国外の方や来場することができない方に、バーチャル空間でKeMCoを体験していただく企画です。固定観念にとらわれずに、デジタル環境ならではのミュージアム鑑賞体験を創出しています。

Augmented Aesthetics
三田キャンパス東別館のエントランスに展覧会出品作品をイメージしたプロジェクションマッピングを施すなど、デジタル×アナログが体感できる展示を企画・実施しています。ミュージアムにおける展示や収蔵、様々な活動を「拡張」し、フォトジェニックな空間やインタラクティブな体験を創出しています。