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法然上人像
法然〈ほうねん・1133-1212〉は、鎌倉新仏教のひとつ浄土宗の開祖。諱は源空。比叡山に入り、叡空の弟子となって研鑽を積み、承安5年〈1175〉、中国浄土宗の高僧善導の『観無量寿経疏』によって開眼、専修念仏による往生を説いた。南無阿弥陀仏の名号を称え、念仏すれば万人が極楽浄土に往生できるとするわが国浄土宗の始まりである。この教えは貴族を中心に、武士・庶民にまで支持を受け、やがて親鸞の浄土真宗、一遍の時宗を生んだ。その法然上人の画像は、浄土宗の流布にともなって祖師会の本尊像(御影像)として描かれ、多くの遺例が伝存する。なかでも、法然に深く帰依した九条兼実が絵師託磨法眼に写させたとの伝承をもつ「足曳御影」(京都・二尊院蔵)や法然の弟子勝法房による制作という「鏡御影」(京都・金戒光明寺蔵)、また、「往生要集披講御影」(京都・知恩院蔵)などが有名である。これらは、いずれも両手で数珠を繰る坐像に描かれる。が、本図は、合掌の手に数珠を掛け、民衆に布教・教化の姿勢をとる立像に描いている。頭頂部分をややくぼませた形、おだやかな表情ともども、法然の人となりを感知することができる。
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オブジェクトの概要
ライセンスなど
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グループのオブジェクト
OPEN DATADESIGN
Keio Object Hub では、データのオープン化を進めるだけではなく、オープン・データを活用してどのような体験がデザインできるか、さまざまな試みを行っています。
オブジェクトの詳細
識別情報
- タイトル(英題)
- Portrait of Priest Honen
物理的特性
- 重量と数量
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員数 1幅
- 材質・技法・形状
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材質 軸:銅製
- 付属品
- 外箱、巻止め
Keio Object Hubでは、試験的な取り組みとして、AI(機械学習)を用いてキーワードを付与し、検索やフィルタリングに使用しています(AIサジェスト)。
初期ローンチ時は、Google Cloud の Vision APIを利用して、各オブジェクトの画像を解析し、自動的にキーワードを付与しています。