Object
猿猴図
- 人物
-
和玉楊月
- 年代
-
室町時代(16世紀)
- 寸法
- 51.2×30.2
- 材質・技法・形状
- 紙本墨画
- コレクション
- 常盤山文庫コレクション
- 所管
- ミュージアム・コモンズ
和玉楊月(わぎょくようげつ)(?−?)は、15~16世紀に活躍した画僧。薩摩出身で、のちに山城の笠置寺に住したため、笠置楊月とも称されたという。猿猴図は、鎌倉時代に中国から日本にもたらされていた。南宋末元初の画僧、牧谿(もっけい)(?−?)が描いた「観音猿鶴図」(大徳寺所蔵)の猿がその代表である。
本作はいわゆる牧谿様式という、輪郭を用いない柔らかな筆線で描かれている。猿猴図の一つに、猿が水面に移った月を眺める、あるいは月に手を伸ばすといった「猿猴捉月」の主題があり、本作品の猿も水面の月を眺めているのかもしれない。
「常盤山文庫×慶應義塾 臥遊─時空をかける禅のまなざし」展(2023.10 慶應義塾ミュージアム・コモンズ)図録 掲載
共有
オブジェクトの概要
ライセンスなど
所管・分類など
グループのオブジェクト
OPEN DATADESIGN
Keio Object Hub では、データのオープン化を進めるだけではなく、オープン・データを活用してどのような体験がデザインできるか、さまざまな試みを行っています。
オブジェクトの詳細
識別情報
- タイトル(英題)
- Monkey
Keio Object Hubでは、試験的な取り組みとして、AI(機械学習)を用いてキーワードを付与し、検索やフィルタリングに使用しています(AIサジェスト)。
初期ローンチ時は、Google Cloud の Vision APIを利用して、各オブジェクトの画像を解析し、自動的にキーワードを付与しています。