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猿猴図

Keio Object Hub
人物
年代
室町時代(16世紀)
寸法
51.2×30.2
材質・技法・形状
紙本墨画
コレクション
所管
ミュージアム・コモンズ
資料番号
13069
ライセンス
画像ライセンス
クレジット表記

常盤山文庫所蔵(慶應義塾寄託)

URL
基本分類
美術
AIタグ
茶色 木材 矩形 美術

 和玉楊月(わぎょくようげつ)(?−?)は、15~16世紀に活躍した画僧。薩摩出身で、のちに山城の笠置寺に住したため、笠置楊月とも称されたという。猿猴図は、鎌倉時代に中国から日本にもたらされていた。南宋末元初の画僧、牧谿(もっけい)(?−?)が描いた「観音猿鶴図」(大徳寺所蔵)の猿がその代表である。

 本作はいわゆる牧谿様式という、輪郭を用いない柔らかな筆線で描かれている。猿猴図の一つに、猿が水面に移った月を眺める、あるいは月に手を伸ばすといった「猿猴捉月」の主題があり、本作品の猿も水面の月を眺めているのかもしれない。

「常盤山文庫×慶應義塾 臥遊─時空をかける禅のまなざし」展(2023.10 慶應義塾ミュージアム・コモンズ)図録 掲載

オブジェクトの概要

年代
室町時代(16世紀)
材質・技法・形状
51.2×30.2 紙本墨画
コレクション
常盤山文庫コレクション
AIタグ
茶色 木材 矩形 美術

ライセンスなど

資料番号
13069
クレジット表記

常盤山文庫所蔵(慶應義塾寄託)

画像
ライセンス

所管・分類など

所管
ミュージアム・コモンズ
URL
基本分類
美術

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オブジェクトの詳細

識別情報

タイトル(英題)
Monkey

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タイトル(英題)
Monkey