Object
今出川晴季筆短冊
今出川晴季
- 人物
-
作者今出川晴季
- 年代
-
制作年 AD16
- タイトル
- イマデガワハルスエヒツタンザク
- コレクション
- センチュリー赤尾コレクション
- 所管
- 斯道文庫 キャンパス 三田
今出川晴季〈いまでがわはるすえ・1539-1617〉は、左大臣公彦〈きんひこ・1506-78〉の長男。初名は実維(さねつぐ)。天文14年〈1545〉晴季と改名。今出川氏は、西園寺実兼〈さいおんじさねかね・1249-1322〉の四男兼季〈かねすえ・1280-1338〉を祖とする名家。晴季は右大臣まで上りつめ、豊臣秀吉〈とよとみひでよし・1536-98〉と結び、秀吉の関白宣下に尽力するなど、朝政を握るほどの権勢を振るった。が、文禄4年〈1595〉女婿にあたる豊臣秀次〈とよとみひでつぐ・1568-95〉の聚楽第の公金流用事件により、越後に配流となる。が、翌年赦免され、右大臣に還任した。元和3年、79歳で没。晴季は野心家で、政治面においてその才能を発揮したが、一方で歌や書にもすぐれ、書は尊鎮流の名手としても謳われた。これらの短冊の筆致がそれを如実に物語る。この短冊は、藍と紫の打曇に金銀泥の下絵で雲と松を描いた、美しい装飾料紙が用いられている。
色も香も名にめでゝみむをのづからさく桜あれば桜木の宮晴季
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オブジェクトの概要
ライセンスなど
所管・分類など
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OPEN DATADESIGN
Keio Object Hub では、データのオープン化を進めるだけではなく、オープン・データを活用してどのような体験がデザインできるか、さまざまな試みを行っています。
オブジェクトの詳細
識別情報
- タイトル(英題)
- Tanzaku by Imadegawa Harusue
物理的特性
- 重量と数量
-
員数 1幅
- 材質・技法・形状
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材質 *藍と紫の打曇
Keio Object Hubでは、試験的な取り組みとして、AI(機械学習)を用いてキーワードを付与し、検索やフィルタリングに使用しています(AIサジェスト)。
初期ローンチ時は、Google Cloud の Vision APIを利用して、各オブジェクトの画像を解析し、自動的にキーワードを付与しています。