松永貞徳筆短冊

- 人物
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作者松永貞徳
- 年代
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制作年 AD16
- タイトル
- マツナガテイトクヒツタンザク
- コレクション
- センチュリー赤尾コレクション
- 所管
- 斯道文庫 キャンパス 三田
松永貞徳〈まつながていとく・1571-1653〉は、江戸時代前期の歌人・俳人。京都に生まれる。名は勝熊(しょうゆう)。別号は逍遊軒(しょうゆうけん)・松友(しょうゆう)・長頭丸(ちょうとうまる)・延陀丸(えんだまる)・保童坊(ほどうぼう)・柿園(かきのその)・花咲翁(はなさきおう)など。連歌師であった父永種(ながたね)の交友関係より、幼年から九条稙通(くじょうたねみち)や細川幽斎(ほそかわゆうさい)、里村紹巴(さとむらじょうは)など、一流の文化人数十人に教えを受けたといわれる。また、藤原惺窩(ふじわらせいか)、林羅山(はやしらざん)、木下長嘯子(きのしたちょうしょうし)、安楽庵策伝(あんらくあんさくでん)らとも交流が深かった。後年は俳諧に傾倒して貞門派(ていもんは)を創始、門下の北村季吟(きたむらきぎん)・野々口(雛屋)立圃(ののぐちりゅうほ)らを育て、同派は大いに興隆した。彼は20歳の頃、一時、豊臣秀吉の右筆をつとめたといい、正統な書法を身につけていたことが想像される。『本朝古今名公古筆諸流』によれば、その書は鳥飼流に分類される。明るく、軽やかな筆致である。この短冊の歌は、家集『逍遊集』に所収の詠歌。
薄暮雪:月しろはそらめ成けりたそがれにほのぼの見ゆる雪の遠山長頭丸
オブジェクトの概要
ライセンスなど
所管・分類など
グループのオブジェクト
OPEN DATADESIGN
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オブジェクトの詳細
識別情報
- タイトル(英題)
- Tanzaku by Matsunaga Teitoku
物理的特性
- 重量と数量
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員数 1幅
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