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北村季吟筆短冊

Keio Object Hub
人物
年代
制作年 AD17
タイトル
キタムラキギンヒツタンザク
コレクション
所管
斯道文庫 キャンパス 三田
資料番号
AW-CEN-001508-0000
ライセンス
CC BY 画像ライセンス
クレジット表記

慶應義塾(センチュリー赤尾コレクション)

URL
基本分類
美術
AIタグ
フォント アート パターン 矩形 お絵かき

北村季吟〈きたむらきぎん・1624-1705〉は、江戸前期の俳人・歌人・国学者。近江国(滋賀県)野洲郡北村の人。通称は久助(きゅうすけ)。芦庵(ろあん)・七松子(しちしょうし)・拾穂軒(しゅうほけん)・湖月亭(こげつてい)などと号した。代々医師の家系で、自身も医学を修めた。祖父・父ともに連歌を能くした影響か、季吟も早くから松永貞室〈まつながていしつ・1610-73〉につき、19歳で松永貞徳〈ていとく・1571-1653〉の門に入って古典・和歌・俳諧を学んだ。30歳の時、師貞徳が没すると、飛鳥井雅章(あすかいまさあき)・清水谷実業(しみずだにさねなり)に和歌・歌学の指導を受けた。元禄2年〈1689〉幕府に仕官。法眼を経て法印となる。同14年〈1701〉には幕府の歌学方となり、以後、子孫が世襲する。俳諧では貞門の七俳仙に挙げられ、門人に松尾芭蕉〈まつおばしょう・1644-94〉がいる。古典研究にも大きな業績を残し、『源氏物語湖月抄』『枕草子春曙抄』など、多くの注釈書を著した。この短冊は、素紙に自詠の句を流れるように書写する。墨継ぎに心を配りながらの、上代様(じょうだいよう)の伸びやかな書きぶりである。

春とだに思ひぞあへぬ霞をもともにあはれむ人しなければ季吟

ライセンスなど

資料番号
AW-CEN-001508-0000
ライセンス
CC BY
クレジット表記

慶應義塾(センチュリー赤尾コレクション)

画像
ライセンス

所管・分類など

所管
斯道文庫
キャンパス 三田
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基本分類
美術

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Keio Object Hub では、データのオープン化を進めるだけではなく、オープン・データを活用してどのような体験がデザインできるか、さまざまな試みを行っています。

オブジェクトの詳細

識別情報

タイトル(英題)
Tanzaku by Kitamura Kigin

物理的特性

重量と数量
員数 1幅

識別情報

タイトル(英題)
Tanzaku by Kitamura Kigin

物理的特性

重量と数量
員数 1幅