Object
藤谷為賢筆和歌懐紙
藤谷為賢

- 人物
-
作者藤谷為賢
- 年代
-
制作年 AD17
- タイトル
- フジガヤツタメカタヒツワカカイシ
- コレクション
- センチュリー赤尾コレクション
- 所管
- 斯道文庫 キャンパス 三田
藤谷為賢〈ふじがやつためかた・1593-1653〉は、江戸時代前期の公卿。冷泉為満の二男。冷泉家から新たに藤谷家を立て、代々、歌道をもって朝廷に仕えた。慶長15年〈1610〉侍従に任ぜられ、寛永19年〈1642〉に従二位・権中納言となった(50歳)。「到春管絃中」は寛永21年〈1644〉の御会始の歌題と一致する。当時、為賢は権中納言の任にあった。が、しかし、この懐紙の位署に官職はなく「為賢」と署名するのみ。公家の邸宅での歌会における執筆とも考えられるものである。為賢の書は定家流に属するとされる。この懐紙においても定家流の筆法が沈潜している。「春の日、同じく「春の管弦の中に到る」ということを詠める和謌為賢/しらぶるも自づからなる万代の春をまちとる糸たけの声」
春日同詠到春管弦中和謌為賢しらぶるもをのづからなるよろづ代の春をまちとる糸たけのこゑ
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オブジェクトの詳細
識別情報
- タイトル(英題)
- Waka Kaishi by Fujigayatsu Tamekata
物理的特性
- 重量と数量
-
員数 1幅
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