Object
大般若経 (永恩具経)
黄檗染めの料紙、書風、巻末の奥書等々から、これら一群が奈良時代書写の『大般若経』で、いずれもが「永恩具経」の一部であることがわかる。「永恩具経」は、もともとは、鎌倉時代初期、興福寺の蔵主(経蔵をつかさどる僧)永恩〈えいおん・1167-?〉が、奈良時代から平安時代所期の書写になる『大般若経』を取り合わせ、600巻1セットとして、自らの氏神たる河内国高安郡(大阪府八尾市)の玉祖神社に奉納したものである。これらには共通して巻末に朱筆で「句切了永恩」と記している。また、これに伴う年紀が、貞永元年〈1232〉と天福元年〈1233〉に限られるところから、取り合わせがこの両年にわたって行われたことを知る。現存の遺品をみると、完本のいずれもが、もと巻子本であったものを折本(旋風葉=本紙を蛇腹状に折り畳んでいき、最初と最後の1紙[1折分]を表紙の堅い紙に貼り付けて包む)に改装している。転読供養の際の読経を簡易化するための工夫である。
(省略・巻第一二〇)
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所管・分類など
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OPEN DATADESIGN
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オブジェクトの詳細
識別情報
- タイトル(英題)
- Dai-Hannyakyo (Eion Gukyo)
物理的特性
- 重量と数量
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員数 5帖
- 材質・技法・形状
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材質 黄檗染め
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初期ローンチ時は、Google Cloud の Vision APIを利用して、各オブジェクトの画像を解析し、自動的にキーワードを付与しています。