Object
後水尾天皇筆和歌懐紙
後水尾天皇

- 人物
-
作者後水尾天皇
- 年代
-
制作年 AD17
- タイトル
- ゴミズノオテンノウヒツワカカイシ
- コレクション
- センチュリー赤尾コレクション
- 所管
- 斯道文庫 キャンパス 三田
後水尾天皇〈ごみずのおてんのう・1596-1680〉は、後陽成天皇〈ごようぜいてんのう・1571-1617〉の第三皇子。母は中和門院前子。名は政仁。慶長16年〈1611〉16歳で即位し、寛永6年〈1629〉皇女興子内親王(=明正天皇〈めいしょうてんのう・1623-96〉)に譲位するまで、18年8ヶ月間皇位についた。さらに、その後も上皇として51年間におよぶ院政を行ない、当時の政治・文化に多大な影響を与えた人物である。茶道・華道・香道に加えて書・画に至る芸能諸般に長じた。禅にも関心を寄せた。ことに、生得の名筆家。歌才豊かな天皇は、「手も少しは書く、歌も相応にはよむ」(『槐記』)というように、生涯おびただしい数の詠草や和歌懐紙を残している。洛北に修学院離宮を建てたことでも知られている。この歌は、『後水尾院御集』(『鷗巣集』とも)の雑部に入っている。枯淡な筆を駆って、慎重な運筆から、天皇の晩年期、70代の筆と想定される。「「遠山は画図の如し」ということを詠める和謌/つくりゑをかすみや残す咲比はまだとをやまの花の千えだに」
詠遠山如画図和謌つくりゑをかすみや残す咲比はまだとをやまの花の千えだに
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OPEN DATADESIGN
Keio Object Hub では、データのオープン化を進めるだけではなく、オープン・データを活用してどのような体験がデザインできるか、さまざまな試みを行っています。
オブジェクトの詳細
識別情報
- タイトル(英題)
- Waka Kaishi by Emperor GoMizuno-o
物理的特性
- 重量と数量
-
員数 1幅
- 付属品
- 古筆六代了音極、包裂
来歴
Keio Object Hubでは、試験的な取り組みとして、AI(機械学習)を用いてキーワードを付与し、検索やフィルタリングに使用しています(AIサジェスト)。
初期ローンチ時は、Google Cloud の Vision APIを利用して、各オブジェクトの画像を解析し、自動的にキーワードを付与しています。