Object
飛鳥井雅康筆和歌懐紙
飛鳥井雅康

- 人物
-
作者飛鳥井雅康
- 年代
-
制作年 AD15
- タイトル
- アスカイマサヤスヒツワカカイシ
- コレクション
- センチュリー赤尾コレクション
- 所管
- 斯道文庫 キャンパス 三田
飛鳥井雅康〈あすかいまさやす・1436-1509〉は、権中納言雅世〈まさよ・1390-1452〉の二男で、兄雅親〈まさちか・1417-90〉の養嗣子となり同家を継いだ。文明11年〈1479〉権中納言に累進、同14年に出家して宋世と称した。時に47歳。また雅康は、書道史上、二楽流(じらくりゅう)の祖とされ、兄雅親(栄雅流の祖)とともに能書をもって聞こえた。この懐紙は、自署に「桑門宋世」とあり、出家(47歳)以後の執筆と知る。歌題にみえる「成通卿」とは、平安時代末期、蹴鞠の名手として鳴った藤原成通〈ふじわらのなりみち・1097-?〉のこと。蹴鞠を家芸とした飛鳥井家においては、かれの影(肖像画)を掛けて、詠歌を献じて自らの蹴鞠の上達を祈ったのである。「成通卿が影前に侍りて詠める祝言の倭哥/桑門宋世/自づから富は屋により徳は身にうるほふ技を猶やならさむ」
侍成通卿影前詠祝言倭哥桑門宋世をのづから富は屋によりとくは身にうるほふわざを猶やならさむ
共有
オブジェクトの概要
ライセンスなど
所管・分類など
グループのオブジェクト
OPEN DATADESIGN
Keio Object Hub では、データのオープン化を進めるだけではなく、オープン・データを活用してどのような体験がデザインできるか、さまざまな試みを行っています。
オブジェクトの詳細
識別情報
- タイトル(英題)
- Waka Kaishi by Asukai Masayasu
物理的特性
- 重量と数量
-
員数 1幅
- 付属品
- 紙帙 杉箱
Keio Object Hubでは、試験的な取り組みとして、AI(機械学習)を用いてキーワードを付与し、検索やフィルタリングに使用しています(AIサジェスト)。
初期ローンチ時は、Google Cloud の Vision APIを利用して、各オブジェクトの画像を解析し、自動的にキーワードを付与しています。