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道応法親王筆三首和歌懐紙

Keio Object Hub
人物
年代
制作年 AD15
タイトル
ドウオウホウシンノウヒツサンシュワカカイシ
コレクション
所管
斯道文庫 キャンパス 三田
資料番号
AW-CEN-000198-0000
ライセンス
CC BY 画像ライセンス
クレジット表記

慶應義塾(センチュリー赤尾コレクション)

URL
基本分類
美術
AIタグ
手書き フォント アート 矩形 お絵かき

道応法親王〈どうおうほうしんのう・1467-1510〉は、伏見宮貞常親王〈さだつねしんのう・1426-74〉の第8王子。母は、庭田盈子(にわたみつこ)。後土御門天皇の猶子となり、のち、出家して聖護院(しょうごいん)に入り、興誉(こうよ)と名乗った。延徳元年〈1489〉親王宣下を受け、のち、名を道応と改めた。一身阿闍梨(皇族や摂関家などの高貴な家の子息に、一身をかぎって与えられた。天台および真言の灌頂阿闍梨の号)に補せられ、また、熊野三山および新熊野検校となり、園城寺長吏・四天王寺別当となった。生き生きとした筆致から、比較的若年期の筆を思わせる。道応の号は、延徳元年〈1489〉23歳以降、永正7年〈1510〉に44歳で死去するまでの称号。位署には「沙門」とある。これは、出家の総称で、僧・桑門などと同義語である。しかし、後年は阿闍梨・検校・別当などの僧位についている。こうした場合は、位署にその僧官名を記載するのが通例である。とすると、この懐紙は、道応と改名後間もない、30歳前後の筆跡ではなかろうか。

詠三首和哥沙門道應宮城野宮城野や色にうつろふ木のしたのつゆながらちる秋はぎのはな明石浦あかしがた浪のいづくにしまがくれありともみえず月ぞさやけき筑波山ちらすなよ人のこゝろの色ごとにおもひつくばの嶺の木がらし

ライセンスなど

資料番号
AW-CEN-000198-0000
ライセンス
CC BY
クレジット表記

慶應義塾(センチュリー赤尾コレクション)

画像
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所管
斯道文庫
キャンパス 三田
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美術

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オブジェクトの詳細

識別情報

タイトル(英題)
Waka Kaishi by Princely priest Dohoh

物理的特性

重量と数量
員数 1幅

識別情報

タイトル(英題)
Waka Kaishi by Princely priest Dohoh

物理的特性

重量と数量
員数 1幅