Object
飛鳥井雅春筆和歌懐紙
飛鳥井雅春

- 人物
-
作者飛鳥井雅春
- 年代
-
制作年 AD16
- タイトル
- アスカイマサハルヒツワカカイシ
- コレクション
- センチュリー赤尾コレクション
- 所管
- 斯道文庫 キャンパス 三田
飛鳥井雅春〈あすかいまさはる・1520-94〉は、室町時代後期の公卿、歌人。初名は雅教。天正2年〈1574〉正二位、翌3年には権大納言に至った。同10年、雅春と改名している。歌道と蹴鞠両道を家職とする飛鳥井家の当主として、精力的な活躍をし、武家伝奏(朝廷と幕府との連絡役)をつとめ、天正16年〈1588〉4月の後陽成帝聚楽第行幸に供奉、その際催された和歌会にも詠進している。私的にも多くの武家と親交を結び、歌道伝授書など多数を残した。その書は曾祖父雅親〈まさちか・1416-90〉の栄雅流に分類される。いずれの懐紙も飛鳥井家家伝の三行五字の書式で書写される。重厚で堂々とした筆致は、飛鳥井家代々の中でも、随一の能書を物語る。また、万葉仮名を多く用いるのは、雅教の特筆すべき特徴であろう。これは、天文16年〈1547〉7月7日の七夕歌会におけるもの。28歳の筆。「七夕に、同じく「七夕の衣」を詠める和歌/左近衛権中将藤原雅教/七夕に貸すや衣もとりどりに加はる秋を今年かさねて」
七夕同詠七夕衣和哥左近衛権中将藤原雅教たなばたにかすやころもゝとり/\にくはゝる秋をことしかさねて
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ライセンスなど
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グループのオブジェクト
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オブジェクトの詳細
識別情報
- タイトル(英題)
- Waka Kaishi by Asukai Masaharu
物理的特性
- 重量と数量
-
員数 1幅
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