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大智度論巻第一三断簡
『大智度論』(全100巻)のうち、巻第一三(尸羅波羅密義第二十一)を黄麻紙に書写した残巻。筆法・筆致の共通点から、天平6年〈734〉に播磨国(兵庫県)加茂郡既多(きた)寺を中心に、知識(写経や仏像造立などの仏教事業に金品など浄財を寄進して助力する人)が集まって行われた写経の一部であろう。これは、『大智度論』100巻を1巻から数巻ずつに分担して書写されたもので、地方における「知識経」の遺例として貴重な遺品。その筆跡には、腰の低い造形、隷書のはねを思わせる終筆など、中国六朝・隋時代における写経の書風の影響が強く感じられる。遺品として、ほかに京都国立博物館(巻第六九)・唐招提寺(巻第八四)・石山寺(巻第三三)などの伝存が知られる。『大智度論』は、多岐にわたる内容を含む仏教百科全書的な性格をもつ経典で、奈良時代の法相(ほっそう)宗・三論(さんろん)宗で最も重要視された。
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OPEN DATADESIGN
Keio Object Hub では、データのオープン化を進めるだけではなく、オープン・データを活用してどのような体験がデザインできるか、さまざまな試みを行っています。
オブジェクトの詳細
識別情報
- タイトル(英題)
- Remaining Copy of Dazhidulun Sutra Volume 13
物理的特性
- 重量と数量
-
員数 1巻
Keio Object Hubでは、試験的な取り組みとして、AI(機械学習)を用いてキーワードを付与し、検索やフィルタリングに使用しています(AIサジェスト)。
初期ローンチ時は、Google Cloud の Vision APIを利用して、各オブジェクトの画像を解析し、自動的にキーワードを付与しています。