Object
紺紙金字一字宝塔法華経断簡(心西願経)
紺紙に、銀泥で縦横に罫を引き、17基の宝塔を描く。その塔の中に金泥で経文を一字ずつ書写した「一字宝塔経」の遺品。もともと塔は仏舎利を奉安するためのもので、造仏造塔の利益は諸仏典に説かれるが、とりわけ『法華経』巻第四「見宝塔品第十一」において象徴的に説明される。また、同じく諸仏典で説かれるような、法華経の文字一つ一つが仏であるという思想を具現化しており、『法華経』ならではの写経といえる。これは、もとは『法華経』八巻に開経の『無量義経』と結経の『観普賢経』を加えた法華経一部十巻本であった。そのうち巻第三と巻第五、観普賢経が完存して重要文化財に指定されている。それぞれの巻首の裏に金字で、「志者、為人道心西往生極楽也。願主君父母妻子并一見一礼之輩、同一仏浄土矣。長寛元年六月廿三日壬午」の願文が記される。これによって、長寛元年〈1163〉6月23日に心西入道(しんさい)が極楽往生のために発願したことが知られる。また、巻末の安楽寿院(あんらくじゅいん)沙門専敬(せんけい)の奥書から、慶安元年〈1648〉には京都鳥羽の安楽寿院の什物であったことがわかる。これは、『法華経』巻第七「嘱累品第二十二」の部分。
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OPEN DATADESIGN
Keio Object Hub では、データのオープン化を進めるだけではなく、オープン・データを活用してどのような体験がデザインできるか、さまざまな試みを行っています。
オブジェクトの詳細
識別情報
- タイトル(英題)
- Segment of Lotus Sutra Characters on Precious Stupa
物理的特性
- 重量と数量
-
員数 1幅
Keio Object Hubでは、試験的な取り組みとして、AI(機械学習)を用いてキーワードを付与し、検索やフィルタリングに使用しています(AIサジェスト)。
初期ローンチ時は、Google Cloud の Vision APIを利用して、各オブジェクトの画像を解析し、自動的にキーワードを付与しています。