道興筆八首和歌懐紙
- 人物
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作者道興
- 年代
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制作年 AD15
- タイトル
- ドウコウヒツハッシュワカカイシ
- コレクション
- センチュリー赤尾コレクション
- 所管
- 斯道文庫 キャンパス 三田
道興〈どうこう・1430-1501〉は、室町時代後期の僧侶。和歌・連歌を能くした。関白近衛房嗣の子。兄は近衛政家。幼少期に園城寺で出家した後、聖護院門跡、熊野三山および新熊野検校、園城寺長吏を歴任。寛正6年〈1465〉大僧正に昇り准三宮となる。文正元年〈1466〉辞任の後も公武の信任は篤く、延徳2年〈1490〉足利義視の病気平癒を祈願し、翌年将軍義稙を加持するなど、室町幕府とも密接な関係であったといえる。文明18年〈1486〉から翌年にかけて東国を巡歴して、旅行記およびその詩文集『廻国雑記』を遺した。明応2年〈1493〉には西国・四国歴遊をしている。これは、瀟湘八景詠歌(中国洞庭湖の景勝を詠んだもの)8首を書くもの。巻頭の詞書によると、備後国尾道(広島県尾道市)の西寺惣持院(未詳)において、某の要望に応じて、約1時間(半時)かけて揮毫したものという。西国・四国巡歴の際の執筆であろうか。
備後国尾道西寺惣持院に於て瀟湘八景の詠歌、所望之間、半時足らず、綴りてこれを遣す山市晴嵐くれぬとてかへる山路の市人や嵐をおもく袖にもつらむ遠浦帰帆をのがすむ浦にといそぐあま人のこゝろのさすやさほとなるらむ洞庭秋月ながき夜もかぎりあるべきうな原や月の御舟につるゝ船人漁村夕照入日さす山もとめくる江の村にかげほすあみのめもさやかなり平沙落鴈天津かりこしぢの雪にめなれてやはまのま砂に鳴ておつらむ煙寺晩鐘聲はてゝかねこそなのれ名もしらぬてらある山のゆふべあかつき江天暮雪みなと江やいり海とをきうら浪は夕ぐれふかく雪つもるらし瀟湘夜雨とまをあらみもるべき月は夜がれして雨をうらこぐ船のうちかな(花押)
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オブジェクトの詳細
識別情報
- タイトル(英題)
- Waka Kaishi by Priest Doko
物理的特性
- 重量と数量
-
員数 1幅
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