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烏丸光広・江月宗玩筆詠草・偈頌

Keio Object Hub
人物
年代
制作年 AD17
タイトル
カラスマルミツヒロ・コウゲツソウガンヒツエイソウ・ゲジュ
コレクション
所管
斯道文庫 キャンパス 三田
資料番号
AW-CEN-002319-0000
ライセンス
CC BY 画像ライセンス
クレジット表記

慶應義塾(センチュリー赤尾コレクション)

URL
基本分類
美術
AIタグ
手書き フォント 平行 モノクロ 論文

これは、烏丸光広〈からすまるみつひろ・1579-1638〉の詠草に、江月宗玩〈こうげつそうがん・1574-1643〉が偈頌を加筆したもの。光広の詠草(詞書)によれば、甲斐守黒田長興〈くろだながおき・1610-65〉が上洛中(寛永11年〈1634〉家光上洛に供奉)に、母死去の報が届く。その悲報を聞き及んだ光広が、哀悼の意をこめて詠み与えた挽歌(悲しみの歌)である。長興の母(筑前守黒田長政室=保科忠正の女)は、家康の養女栄姫で、豊後国日田郡において、寛永12年〈1635〉正月12日に死去した。とすると、これは光広57歳の筆と知る。晩年の光広流面目躍如の筆致である。そして後日、江月宗玩が黒田の私邸に赴いた際、にわかに求められて、光広の挽歌に和して即興に作った七言の偈頌を加筆したのである。江月は、黒田長政の招きで博多崇福寺の住持にもなっており、両者は浅からぬ因縁であった。寛永20年〈1643〉70歳で没する江月にとっても、晩年の筆跡である。「[詠草]黒田甲州(甲斐守=長興)上洛のみぎり、老母みまかり給へる由を聞き及びて、孝子の心の中、さこそと思い遣られければ、その原やありときかせん道もがなさらぬ別れにきえし母君/[偈頌]卒かに挽歌の韻に和し、予亦、孝子の余哀を助けて云う。五十余年、世縁連なり、傾尽の孝心、泣哭に堪う。覩る物に追懐するは、阿母の慈しみ、雨露の恩潤、草木を養う。欠伸子(印)/[追記]个この拙和(七言の偈頌)、甲州私第に就いて書す。臶ねて三要開欹朱点を乞い、以て来命に応ず。愧色に惑う者なるか。」

くろ田甲州上洛のみぎり老母みまかり給へるよしきゝ及て孝子の心のうちさこそとおもひやられければその原やありときかせん道もがなさらぬわかれにきえしはゝぎみ光広卒和挽歌之韻予亦助孝子之余哀云五十好年世縁連个拙和就甲州私第書焉傾尽孝心堪泣哭臶而乞三要開欹朱点以覩物追懐阿母慈応来命惑傀色者乎雨露恩潤養草木欠伸子(印「宗玩」)

ライセンスなど

資料番号
AW-CEN-002319-0000
ライセンス
CC BY
クレジット表記

慶應義塾(センチュリー赤尾コレクション)

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所管
斯道文庫
キャンパス 三田
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オブジェクトの詳細

識別情報

タイトル(英題)
Draft Kaishi by Karasumaru Mitsuhiro and Kogetsu Sogan

物理的特性

重量と数量
員数 1幅

識別情報

タイトル(英題)
Draft Kaishi by Karasumaru Mitsuhiro and Kogetsu Sogan

物理的特性

重量と数量
員数 1幅