今川範政筆詠草
- 人物
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作者今川範政
- 年代
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制作年 AD15
- タイトル
- イマガワノリマサヒツエイソウ
- コレクション
- センチュリー赤尾コレクション
- 所管
- 斯道文庫 キャンパス 三田
今川範政〈いまがわのりまさ・1364-1433〉は、室町時代の武将。駿河国守護泰範(やすのり)の子。応永16年〈1409〉に家督を継ぎ、同23年〈1416〉の上杉禅秀(うえすぎぜんしゅう)の乱に際しては、鎌倉公方足利持氏〈あしかがもちうじ・1398-1439〉を助けて軍功をあげた。歌人としても有名で、その歌は『新続古今和歌集』『扶桑拾葉集』等に入集している。能書家として、また、打物(打楽器)においても優れ、名人の聞え高かったと伝えられる。これは、和歌を下書きした詠草(和歌の草稿のこと)。「立春」からはじまる歌巻の巻頭部分にあたる。紙面右肩に、範政の没後の文明14年〈1482〉正月18日、飛鳥井雅康〈あすかいまさやす・1436-1509〉が加点をしたとの書き入れがある。一首目に付される合点もまた雅康の筆。範政が歌合の判詞を求めるなど、和歌の師というべき飛鳥井雅縁〈まさより・1358-1428〉の孫にあたる雅康が、飛鳥井家伝来の詠草類を整理して、歌集編纂の資料として用いたものであろう。「文明十四(年)正(月)十八(日)雅康卿点/範政/立春神代より時も違へず来る春を人の国まで今日祝ふらし/春来ぬと氷溶けゆく田子ノ浦にうち出でてみれば浪ぞ立ちける/うち霞み散りくる雪の花にはや空にも春の立つはしるしも」
文明十四正十八雅康卿点範政立春神代よりときもたがへずくる春をひとの国までけふいはふらし春来ぬと氷とけゆく田子ノ浦にうち出てみれば浪ぞたちけるうちかすみちりくる雪の花にはやそらにも春の立はしるしも
オブジェクトの概要
ライセンスなど
所管・分類など
グループのオブジェクト
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オブジェクトの詳細
識別情報
- タイトル(英題)
- Draft Kaishi by Imagawa Norimasa
物理的特性
- 重量と数量
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員数 1幅
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