尊賞法親王筆詠草

- 人物
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作者尊賞法親王
- 年代
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制作年 AD18
- タイトル
- ソンショウホウシンノウヒツエイソウ
- コレクション
- センチュリー赤尾コレクション
- 所管
- 斯道文庫 キャンパス 三田
尊賞法親王〈そんしょうほうしんのう・1699-1746〉は、霊元天皇の第十四皇子。母は今城定淳〈いまきさだあつ・1635-89〉のむすめ。幼称は多喜宮という。元禄13年〈1700〉、興福寺門跡の一乗院真敬法親王の附弟(仏教の法統を受け継ぐ弟子)となり、宝永5年〈1708〉一乗院に入室した。翌6年3月、親王宣下を賜り、庶賢と改名。4月には得度して法諱は尊昭となった。正徳4年〈1714〉興福寺別当に補せられるが、寺は享保2年〈1717〉の火災で講堂・金堂・西堂・南円堂・南大門などを悉く焼失。親王はその再興への尽力を余儀なくされた。同19年11月、尊賞と改めた。これは、「山皆紅葉」と題し、3首を書く詠草。親王の得度の後、「尊賞」へと改名するまでの、36歳以前の筆跡である。「尊昭上(たてまつ)る/山は皆、紅葉/今よりの御幸は幾世此山の木々の紅葉の霞むかたらし/峯麓今日のためとし時雨ずば染めぬも交じる梢ならじを/今日のためとなぞへなくこそ時雨けめ山は紅葉ぬ一かたもなし」
尊昭上山皆紅葉今よりの御幸はいく世此山の木々の紅葉のかすむかたらしみねふもと今日のためとししぐれずばそめぬもまじる梢ならじを今日のためとなぞへなくこそしぐれけめ山はもみぢぬ一かたもなし
オブジェクトの概要
ライセンスなど
所管・分類など
グループのオブジェクト
OPEN DATADESIGN
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オブジェクトの詳細
識別情報
- タイトル(英題)
- Draft Kaishi by Princely Priest Sonsho
物理的特性
- 重量と数量
-
員数 1幅
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