藤原清実筆和歌懐紙
- 人物
-
作者藤原清実
- 年代
-
制作年 AD12
- タイトル
- フジワラノキヨザネヒツワカカイシ
- コレクション
- センチュリー赤尾コレクション
- 所管
- 斯道文庫 キャンパス 三田
これは、もとは手鑑に貼付されて伝来した懐紙。同じく「詠雨後草花」と題する藤原長房〈ふじわらのながふさ・1170-1243〉筆の和歌懐紙が伝存する(当財団所蔵No.00896-0013)。歌題のみならず、酷似した雰囲気からも、同一の歌会での詠と考えられる。懐紙に記された長房の官位(右中弁)より、建久9年〈1198〉から建仁元年〈1201〉の間の執筆とわかる。それにより、『尊卑分脈』に登場する4人の「清実」のうち、藤原永清(ながきよ。母は藤原忠実〈ただざね・1078-1162〉家の女房)の子の、清実〈生没年未詳〉がその筆者かと推定される。かれは、のちに従四位下・木工権頭に至る。太皇太后宮権大進に在任した当時は、いまだうら若き青年であったのであろう。重い筆線で縦長の字形は、藤原忠通〈ただみち・1097-1164。忠実の子〉の法性寺流の影響をうかがわせる。3行3字、そしてその3字は万葉仮名で書くという和歌懐紙の定型が完成するのは鎌倉時代中期以降である。その書式成立以前の姿を示す遺品として、書道史上きわめて貴重なものである。「「雨後の草花」を詠める和歌/太皇太后宮権大進藤原清実/ゆふだちのはるゝあしたにつゆくさのさけるかきねはみどりなるかな」
詠雨後草花和哥太皇太后宮権大進藤原清実ゆふだちのはるゝあしたにつゆくさのさけるかきねはみどりなるかな
オブジェクトの概要
ライセンスなど
所管・分類など
グループのオブジェクト
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オブジェクトの詳細
識別情報
- タイトル(英題)
- Waka Kaishi by Fujiwara no Kiyozane
物理的特性
- 重量と数量
-
員数 1幅
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