中臣泰尚筆春日懐紙
- 人物
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作者中臣泰尚
- 年代
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制作年 AD13
- タイトル
- ナカトミヤスヒサヒツカスガカイシ
- コレクション
- センチュリー赤尾コレクション
- 所管
- 斯道文庫 キャンパス 三田
「春日懐紙」とは、奈良・春日大社の神官中臣祐基〈すけもと・?-1269〉らによって書かれた一群の和歌懐紙のこと。熊野懐紙に次いで尊重される。主に、春日大明神法楽のために開催された歌会で、神官や東大寺・興福寺の南都僧侶らが詠じたものである。これら「春日懐紙」の紙背に、春日若宮神主中臣祐定〈すけさだ・1199-1269〉が『万葉集』を書写したものが「春日本万葉集」として知られる。祐定の執筆は寛元元年〈1243〉から翌2年にかけて行われた。やがて「春日懐紙」の書写面を内側にして、袋綴の冊子本として伝来した写本は、近世に至って解体され、結果、その裏側に書写されていた懐紙の面に注目が集まり、結果『万葉集』は削り取られ、わずかに文字の痕跡を残す程度となったのである。春日懐紙は厖大な量が書かれたらしく、鎌倉時代の南都歌壇の盛況を伝えるものである。これは、位署と二首を記す懐紙。当初は三首を書いたものであったろうか。木工権助泰尚の経歴は未詳だが、春日社神主職にあった大中臣氏一族の人物であろう。「木工権助泰尚/深夜の雪雪積もる庭こそあらめ深き夜の夢路は許せ竹の下折れ/河の冬月氷らずば冬ぞ巣立たじ朝な朝な木の葉曇らぬ山河の月」
木工権助泰尚深夜雪雪つもるにはこそあらめふかき夜のゆめぢはゆるせ竹のしたをれ河冬月こほらずは冬ぞすだゝじあさま(な)/\このはくもらぬやまかはの月
オブジェクトの概要
ライセンスなど
所管・分類など
グループのオブジェクト
OPEN DATADESIGN
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オブジェクトの詳細
識別情報
- タイトル(英題)
- Kasuga Kaishi by Nakatomi Yasuhisa
物理的特性
- 重量と数量
-
員数 1幅
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