松永貞徳筆和歌懐紙
- 人物
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作者松永貞徳
- 年代
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制作年 AD17
- タイトル
- マツナガテイトクヒツワカカイシ
- コレクション
- センチュリー赤尾コレクション
- 所管
- 斯道文庫 キャンパス 三田
松永貞徳〈まつながていとく・1571-1653〉は、江戸時代初期の俳人・歌人・歌学者。京都に生まれ、名は勝熊。長頭丸・延陀丸をはじめ、数多くの号を用いた。晩年は京都五条稲荷町の「花咲の宿」と称す家に住み、五条の翁・花咲の翁とも呼ばれた。自著『戴恩記』には「師の数五十余人」と記す。連歌師であった父永種〈ながたね・1538-98〉の縁もあって、九条稙通・里村紹巴・細川幽斎・飛鳥井雅春といった良師に恵まれ、和歌・歌学をはじめ、儒学・連歌・神道・有職故実など一流の教養を身につけた。木下長嘯子と並び称される当代の代表歌人である。また、俳諧の上手としても知られ、俳壇の中心的存在となり貞門派を創始した。この懐紙は自詠の和歌一首を書いたもの。貞徳は一時、豊臣秀吉の右筆をつとめたという能書。和歌の師であった細川幽斎の書を連想させる、細身で重心の高い字形は、知的ですがすがしい。気品にあふれる落ち着いた書きぶりは、充実した壮年期のものであろうか。家集『逍遊集』に所収される一首。「「山花を待つ」ということを詠める和歌/長頭丸/山里は知る人もなし花咲かばなれよ夢にも黄楊(つげ)の小枕」
詠待山花和歌長頭丸やまざとはしる人もなしはなさかばなれよゆめにもつげのをまくら
オブジェクトの概要
ライセンスなど
所管・分類など
グループのオブジェクト
OPEN DATADESIGN
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オブジェクトの詳細
識別情報
- タイトル(英題)
- Waka Kaishi by Matsunaga Teitoku
物理的特性
- 重量と数量
-
員数 1幅
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