北野社連歌懐紙
- 人物
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作者近衛信尹ほか
- 年代
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制作年 AD17
- タイトル
- キタノシャレンガカイシ
- コレクション
- センチュリー赤尾コレクション
- 所管
- 斯道文庫 キャンパス 三田
この連歌懐紙は、「来廿一日(来たる二十一日)」に予定されている北野社での祈念連歌のために、予め準備された草稿(下書き)と考えられる。執筆(書き役)の近衛信尹〈このえのぶただ・1565-1614〉が、参加する各々の詠句を一行ずつ書き付けたもの。本番の連歌会での清書のために注記を施し、幾度かに分けて詠句を書き記したため、行取りの配置が不揃いになっている。発句は一字名「杉」の近衛信尹。次の脇句(二句目)は願主。第三は「梧」の近衛信尋、以下、阿野実顕、松梅院禅昌、猪苗代兼与、佐野(灰野)紹由らの名前がみられる。これら連衆の顔ぶれから推して、書写年代は慶長16~7年〈1611-12〉頃、脇句の願主は、後陽成院と考えられる。
来廿一日早朝ヨリ杉つめやくめ老をせくてふ菊の水秋にかはらぬ宿の友人願主あかなくも夜な/\月に端居して梧たもとにふるゝ風のすゞしさ実顕茂りそひて松に小枩の陰深み禅昌山をかたへのみぎり広しも兼与滝おとす池のめぐりは浪かけて慶純ならふ岩まのながれはるけし紹由ウ舟くだす末の一むらあけはなれ圭種けぶりにもれてそよぐくれ竹兼凉かさなりし霜もやゝがてとけぬらん十一朝けは人の行かよふみち十二いづかたにかふる小鹿のたちどころ十三十八辰上岡辺の真萩刈はらふ跡杉同巳月やたゞ松の葉つたひやどるらん実顕同巳夢かゝりぬる浦の遠近梧同午吹いづる嵐にきほふ磯の波兼与同羊下つなぎをきぬる舟ぞたゞよふ禅昌
オブジェクトの概要
ライセンスなど
所管・分類など
グループのオブジェクト
OPEN DATADESIGN
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オブジェクトの詳細
識別情報
- タイトル(英題)
- Linked Verse Kaishi at Kitano Shrine
物理的特性
- 重量と数量
-
員数 1幅
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