大般若経巻第四六(薬師寺経・魚養経)
- 人物
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作者伝朝野魚養
- 年代
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制作年 AD8
- タイトル
- ダイハンニャキョウマキダイ46 (ヤクシジキョウ・ギョヨウキョウ)
- コレクション
- センチュリー赤尾コレクション
- 所管
- 斯道文庫 キャンパス 三田
『大般若経』(大般若波羅蜜多経)は、「般若波羅蜜」(完成された最高の智慧)を説く多くの般若経典群の総称で、全600巻から成る。あらゆる仏典中で最大の経典。唐の玄奘〈げんじょう・602-664〉の訳。『法華経』とおなじく経文中に写経功徳があり、この経典を供養するものは諸の神によって常に護られると説くことから、わが国においても、奈良から平安、鎌倉時代と、永い間にわたって、しばしば書写されている。これは、もと奈良・薬師寺に伝えられた「大般若経」1部600巻のうちの1巻。内題の上に「薬師寺」の円印、巻首の紙背に「薬師寺金堂」の墨印が捺されており、「薬師寺経」と呼ばれる。また、能書で知られる朝野魚養〈あさののなかい・生没年未詳〉の筆と伝えられていることから「魚養経(ぎょようきょう)」とも呼ばれる。が、一筆ではなく、およそ十人以上の別種の書風が確認されているので、合筆書写により完成したもの。「称徳天皇勅願一切経」(神護景雲2年〈768〉発願)のなかに、同筆と思われる経巻があることから、この「大般若経」も同じく奈良時代後期(宝亀元年〈770〉ころ)に、同写経所において書写されたと思われる。料紙は、防虫の効果がある黄檗染の黄楮紙。軸は胡粉を塗抹した撥型軸。
オブジェクトの概要
ライセンスなど
所管・分類など
グループのオブジェクト
OPEN DATADESIGN
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オブジェクトの詳細
識別情報
- タイトル(英題)
- Dai-Hannyakyo Vol.46 (Yakushi-ji Sutra)
物理的特性
- 重量と数量
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員数 1巻
- 材質・技法・形状
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材質 黄檗染(巻末二紙橡染)
- 付属品
- *二重箱
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